視察先 兵庫県立芸術文化センター
平成元年 芸術文化の基本構想の下、事業費400億でスタートしたセンター整備事業は、平成7年阪神淡路大震災により一時中断したものの、避難所には全国から音楽家が駆けつけ被災者を癒やしてくれた。復興を支えるには文化が大切である事が県民の理解に繋がり、県民アンケートではセンター整備を求める意見が多かったことから事業費を抑え再スタートし平成17年に開館しましたとのこと。大中小のホールを備え、年間のホール稼働率は約93% 年間経費は33億 半分は県負担 県内の経済波及効果71億 仮想評価法（センターに寄付するとしたら）は約113億と、多くの方に評価を頂いている。専属の管弦楽団を抱え、プロの演奏家を排出している、アカデミーの要素を持つ国内では数少ない楽団との事。静岡県の文化芸術予算よりは、兵庫県が多い訳ですが、コンセプトや運営では参考となる点が数多く有りました。
